韓国のパク・クネ大統領の弾劾・罷免に関する裁判所の決定が本日の午前中に言い渡されるという。

 韓国の大統領は、有権者の直接選挙で選任されたのではないのか。その大統領を罷免するということ自体が、ある意味、民主主義の否定ではないのか。自ら選挙で選んだ大統領を罷免するというのは、そもそも、何のための直接選挙かわからないではないか。この道理が通れば、そもそも大統領の選挙そもものが、意味をなさなくなりはしないか。

 そしてまた、罷免ということが決定した場合には、これが前例となって、今後もこのような大統領の弾劾が、たびたび持ち出されて国政の混乱を誘因することは間違いないであろう。

 つまり、これが韓国人の民度を直截に表しているように思えてならないし、確かにこれが韓国人の民度であるのだろう。